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RPL(リアルプローセル)感想

 昨夜RPL25mmを双眼装置を使ってじっくりと見てみました。 
ちょうどほぼ半月の月が出ていましたので月を見てみましたが、今までに見たことがないほど月が白く透明感があり、コントラスト高く、解像感は目に痛いほどです。20~25mmのアイピースは何組も持ってますが、間違いなくベストです。 

月の端は結構チラチラしていましたので、最高のシーイングでは全くありませんでしたが、これには本当に驚きました。アイポイントにも寛容で視野の端の乱れも少なく、この価格でこの性能だと、他のアイピースの出番が全くなくなりそうです。 
オリオン大星雲では、月明かりがあるにもかかわらず鳥の翼を広げたような姿のガスの広がりが今までで一番大きく見えました。すばらしいアイピースをありがとうございました。

香川県O様(2017年1月)

双眼装置感想(追加2012.5.11)

2012年5月7日 神奈川県 M様

スタークラウド様

お世話になります。
先日、ポルタ2 A80Mfにて双眼装置を使用しました。
使用に際しての注意点も教えていただいたおかげで届いてすぐに使えました。
(初心者の私では事前に取付のアドバイスがなjければ無事に使えたかどうか・・・)

まだ、月を見ているだけですが、初心者の私でも疲れもなく見易く非常に満足しています。
本当に月が浮いている感じがして迫力がありますね。
8歳の娘にも見易いので、親子で天体観測を楽しんでいます。
本当に良い買い物が出来ました。有難うございます。
(ただ月を見ている限りはWA12とWA20の違いがイマイチ感じられませんでした。)

今度は、木星や土星観察にチャレンジしたいと思います。
できるだけ高倍率で土星の輪っかを見てみたいのですが
単純にアイピースの倍率を上げれば大丈夫なのでしょうか?
また何かオススメ製品等のアドバイスがあればお願いします。

今後とも宜しくお願いします。

店長より:
M 様
お世話になっています。
双眼装置ご使用のレポートありがとうございます。

お問い合わせの件ですが、現状の倍率を計算してみます。

A80Mf:焦点距離910mm

双眼装置付属1.6倍バローレンズ+双眼装置付属WA20mmで、
910÷20×1.6=72.8倍

双眼装置付属1.6倍バローレンズ+双眼装置付属WA12mmで、
910÷12×1.6=121倍

になります。

WA20mmとWA12mmでは倍率が121÷72.8=約1.7倍なのでかなり大きさが違うと思いますがいかがでしょうか?

簡単に倍率を上げる方法は今双眼装置の先端に付いている1.6倍バローレンズを、A80Mfに付属の正立天頂プリズムの先端にねじ込んでみて下さい。
この際ピント位置が手前に出るので、もしかしたら付属の延長筒を付けないとピントが出ないかもしれません。
こちらでかなり倍率が上がると思います。
お試し下さい。

M様よりご返信

スタークラウド様

お世話になっております。

アドバイス及び、倍率の計算をご連絡いただき有難うございます。
確かに1.7倍程度は大きく見えていると思います。
倍率の計算式も解っていなかったので、
てっきり、WA20とWA12で何倍(3~4倍程度は)も差があるのかと思っていました(^^;

アドバイス頂いた、バローレンズの取付位置を変更して
更に倍率UPを試してみたいと思います。

いろいろ試してみて、物足りないようでしたら
先日、ご紹介いただいた天頂プリズムの購入も検討してみたいと思います。

今後とも、宜しくお願いします。

2012年2月6日 宮崎県 K様

ポルタⅡA80Mfで双眼装置使用しました。

さすが双眼はいいですね。

見やすい。
目が疲れない。
視野が広く感じる。(これが皆さんがレビューしてる宇宙船から見てる感じなんですね)
見ててワクワクします。

月と木星を観察しましたが、大きさが1.5倍ほど大きく
感じました。

 


2011年8月18日 東京都W様

スタークラウド
宮野店長さま

お世話になります。
双眼装置を購入させていただいてから、
はや1ヶ月経ってしまいましたがようやく使用してみましたので、簡単にレポートさせていただきます。

最近あまり天気がよくなかった中、
久しぶりに晴れたので月を見てみました(家のベランダからですが)

結果は大変良好です!

片目の場合とは格段に見やすく、広がりを感じます。
クレーターの細部まではっきり・じっくり観測ができ、
また長時間見ていても疲れないので、思わずまばたきも忘れて見入ってしまいました。

まだ月しか見ていませんが、これだけでも大満足です。

早く他の星も見てみたいです。

今回はとても良いものを購入させていただきありがとうございまし

これでまた、星を見る時間が増えそうです。

最後になりましたが、今回の組み合わせ機材について

少し記載させていただきます。参考になれば幸いです。

・鏡筒 : 口径80mm、焦点距離910mm 屈折 (ビクセン、ポラリス80M?)
※今回鏡筒は約100mm切断加工
・90度天頂プリズム:ビクセン

①90度天頂プリズム+双眼装置+20mmアイピース

②1.6倍バロー+90度天頂プリズム+双眼装置+
20mmアイピース
 ※実質は2倍弱程度になっている感じです
 但し、双眼装置の先につけるとプリズムに当たりNGです

また、何かありましたら宜しくお願い致します。

W様
レポートありがとうございました。
鏡筒を切断してバローレンズ無しので使える様に改造されたのですね!
倍率46倍、実視界1.5°で観望できると思います。
中位の大きさの星雲・星団は視野に収まると思いますので色々観測して下みてさい。
今後とも宜しくお願い致します。

2010年10月18日 茨城県 K様

お世話になります。
先般購入いたしました双眼装置について感想を述べさせていただきます。
予想以上の性能でたいへんに満足しています。
すばらしい製品をありがとうございました!
これからもいい製品をよろしくお願いいたします!!

セレストロン C8、ミード 25cm F6.3、タカハシ FC-76で見てみました。

これまでは自分の目の飛蚊症がひどくなりつつあり、天体観望があまり楽しめなくなっていました。しかし、双眼装置を使うことにより、飛蚊症をあまり気にする必要がなくなり、木星や月を見るのがとても楽しくなりました。まさに時間を忘れて見入っています。

単眼視のときは木星の模様もあまりよく見えませんでしたが、不思議なことに双眼装置を使うとほとんど気にならなくなって、快適に観望することができます。また、両目で楽に見ることができるため、長時間アイピースを見ていることができるようになりました。

WA20mmアイピースは広視野でゴム見口があるのでとても楽に見られます。
双眼装置+WA20で見る月面はとても迫力があり、木星の模様もよく見えます。
コントラストがよく、見た目にも高級感もあるのでとても気に入りました。
1.6倍バローもしっかりとした作りで、見え味がよく、コントラストが低下することがありません。

双眼装置とアイピース2個、バローレンズ付きでこのお値段は、とてもお得ですね。
いい買い物をすることができました!


K様
詳細なレポートありがとうございます。
私も飛蚊症が出てきましたが、双眼装置を使うと飛蚊症は気になりませんね。
これからもお役に立てれば幸いです。
今後とも宜しくお願い致します。


2010年10月14日 大阪市 O様

宮野様

昨日双眼装置が届き早速設置して月と土星を観察しました。
信じられない位素晴らしく感激ものでした。
1.6倍のバローレンズも追加し、より拡大できました。
これからますます夜空を楽しめそうです。
お礼とご報告まで。

こんばんは。
双眼装置のご感想ありがとうございました。
双眼装置はのんびり星を眺められるのでとても楽しいですね。
今後とも天体観測のお供としてご活用下さい。


(※)O様はシュミットカセグレン天体望遠鏡に双眼装置をお使いです。
シュミットカセグレン天体望遠鏡はピントが合う範囲が広いのでバローレンズ無しでもありでもピントが出る機種が多いです。


2008・7・7 札幌市 S 様 レポート1


宮野店長様

先ほどまで土星、木星見てました。
双眼装置の合焦データです。

ビクセンED81S
 直視で双眼装置単体で合焦
2インチ天頂ミラー+ビクセン31.7 2倍バローDXで合焦
ビクセン31.7天頂プリズム及び笠井31.7天頂プリズム+ビクセン31.7 2倍バローDXで合焦

国際光器ホワイティドブ20
同梱の1.6倍バローで合焦
ビクセン31.7 2倍バローDXで合焦

81S+LVW3.5(178倍)単眼と81S+双眼装置+2倍バローDX+WA12(135倍)の木星を見た比較
(共に2インチ天頂ミラー使用)
1.対象の大きさ ほぼ同じに感じられる
2.模様は双眼装置を使ったほうが濃く感じられる(81Sで木星を見た中で、今日の双眼視が一番模様が はっきり見えました)
3.シンチレーションの影響が双眼装置を使ったほうが少ない(模様が安定して見える)
4.とっかえひっかえ2時間弱見てましたが、目が疲れません

よく広視界アイピースでの感想に、宇宙船から覗いているとの表現を聞きますが
今日の双眼視で実際に感じました。LVW単眼では感じなかったことです。

WA20.12ともによく見えるアイピースだと感じました。PL10も二本あるので試しましたが
木星の周りにハレーションがでて、はっきり言って使えません。2本ともバレル内側のつや消し塗装を自分で塗りなおししたものです。20.12と見てPL1を覗くとその差は歴然です。
WAアイピース、この価格でたいしたものだと感じました。

WAアイピースは4本とも差し込みバレル内側に遮光紙を貼り、入射側レンズ周りはつや消し塗装をしました。双眼装置の入射バレル内側も遮光紙を貼りまし た。ゴーストなどが気になったわけではなく、プリズム、ミラーを何回も屈折反射するのであれば迷光処理は少しでもしておいたほうがと考えたもので。
今日覗いた感じでは、双眼装置の視野外側は真っ暗でした。ただ、木星が視野中心からずれると点対象の位置に小さなゴーストが出ます。それほど気になりませんが。

今回の購入にあたり、店長様には本当にお世話になりました。
心よりお礼申し上げます。
ウィリアムオプティクス双眼装置スーパーセット、私にとってはすばらしい買い物でした。大変満足しています。月の観望が本当に楽しみです。


レポート2

ようやく忙しい期間も終わり、下弦の月を見ることができました。
81S+笠井天頂プリズム31.7+1.6倍+双眼装置+付属の20mmで50倍。
覗き込んで鳥肌が立ちました。
詳細なクレーター、山岳部。ずっと見ていてもあきません。
ビクセン31.7 2倍バローを入れて、90倍で見てもコントラスト、解像力共に良好で細かい地形など見入ってしまいました。
いたずら心でさらに1.6倍バローを追加してみましたが、予想に反して像は崩れずさらに細かい地形が見えます。
アイピースで倍率を上げるよりもバローであげるほうがよいとの店長さんのご指摘、納得しました。

長い時間覗いていたのに目は疲れません。
両目で見るようになってから片目で見る不自然さを感じ始めています。
ー宇宙船の窓から覗いているー 本当に感じますね。


                                
2008・7・1 神奈川県 M 様

商品(双眼装置用2倍バロー)無事届きました。ありがとうございました。

以前、双眼装置を購入する際にセレストロン15cmF8屈折望遠鏡で実際に試させて戴いたり、
いろいろとアドバイスを戴いたりとありがとうございました。
あれから、接眼部を交換してHF経緯台に乗せてたまにベランダから月や惑星を見ています。双眼装置で見る月面はあまりにも迫力があり何度見ても見飽きません。

今回購入した双眼装置用2倍バローレンズは覗き込んだ感じだと今まで使っていたバローレンズよりも明るくクリアーに見えたので実際に星を見るのが楽しみです。
双眼装置に付属の1.6倍バローレンズと組み合わせたりして色々と試してみたいと思います。

また何かありましたら宜しくお願いします。

双眼装置 セレストロン150



2008・5・30 神奈川県横浜市 S様

単眼では一分でも疲れてしまいますが、双眼なら長時間でも疲れません。まるで望遠鏡が無いかのように、月や惑星に見 入ることができます。プリズムによる多少の像の悪化はあるかもしれませんが、それをはるかに上回るメリットを感じています。この世界を知ると、もう単眼で 観望する気になりません。

双眼装置にはいくつかありますが、スタークラウド双眼装置は使いやすさとコストパフォーマンスの点でナンバーワンで す。目巾調整は中折れ式で、スライド方式よりもピントがずれず使いやすいです。また左右独立したヘリコイドのおかげで、調整が楽です。双眼装置をいくつか 比較しましたが、調整のしやすさが重要と痛感しました。調整の面倒な双眼装置は、使う気になりません。
以前双眼装置は非常に高価でしたが、スタークラウド双眼装置は安価で双眼の世界をずっと身近にしてくれました。高価な製品に比べると、わずかな性能差はあるかもしれませんが、この価格差にくらべれば微々たるものです。双眼入門には文句なしにおすすめです。

付属の20mmアイピースはコストパフォーマンス抜群です。視野が広い上、アイレリーフが長くアイレンズが大きいの で、非常に覗きやすいです。双眼装置との相性も良好です。価格も手頃で、双眼にはとてもありがたいです。初心者には一押しのアイピースです。ただアイレ リーフが長い割には、ゴム見口が小さいようです。私は大きいゴム見口と交換しました。

私はこの双眼装置を、タカハシFS-102+EZT経緯台のセットで使っています。

イージーに使いこなせてよく見える望遠鏡として、このセットは最高です。今晩は条件がいいと思えば、望遠鏡を出して すぐに天体を導入することができます。双眼装置があれば長時間月や惑星を眺めることができますし、視野が広いので経緯台でも不便を感じません。おかげで星 を見る機会がとても多くなりました。月を眺めながら、気がつくと30分たっていることもあります。単眼の望遠鏡ではあり得なかったことです。双眼を経験し たことのない方は、ぜひ試してみてください!目からウロコがおちますよ。

2007・11・25 千葉県E様

拝啓 貴社ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

 サミットご参加、お疲れさまでした。
 (失礼ながらビノビュアー発送はサミット後と思っていました。お忙しい中の
発送作業、ありがとうございました)

 SCスーパービノビュアー、到着から10日ほど使ってみました。
 私はGINJI-250Dを所有していますが、NINJAと異なりバックフォーカスが足ら
ないためか、残念ながら1.6xと2xバローを両方装着しないと合焦しません。
 25cmF5ですから、バローをつけると200倍になってしまい、月や惑星や重星、
オリオン大星雲などのごく明るい天体にしか使えません。
 それでも十分楽しんでいます。

 月は大小のクレーターの凹凸や海の爛れたような模様、細かい濃淡までが手に
取るようにわかり、まさにかぐやから見ているような世界です。色もさほど気に
なりません。この光学系の優秀さがわかります。
 惑星は木星・土星・天王星・海王星しか見ていません。惑星は両眼視のメリッ
トが大きいようで、近い惑星は明るく感じますし、天王星・海王星のような遠い
惑星もそらし目でなく見続けられるので疲れが出ません。ただ倍率が高いため、
微動なし・追尾なしの環境はきついです。
 重星はオリオン座周辺の明るいものを中心に見ました。リゲルのように明るい
星はさすがに色がつきます。また微恒星の場合は光路分割そのものがきついのか
単眼視が勝ることもあります。
 オリオン大星雲は暗くはなるものの、中心部が大きく見やすい。

 低倍率が出にくい、光学系が複雑なためシャープさがいまひとつ、輝星には色
がつくことがあるなどの短所を差し引いても、SCビノビュアーはとても魅力的な
アイテムで、この価格ならずばり「買い」です!
 両眼で疲れずに見続けられるというのは、実際には無意識のうちに左右の目に
ウェイトを交互に置きながら見ているのではないかと思います。単眼視ではそれ
ができないので、そらし目にしたり目を離したりせざるを得ないのでしょう。
 もうひとつ、私は硝子体混濁がひどく、両眼視にすることにより視野の中のチ
ラチラを緩和できる効果があることもわかりました。

2007・9.25 広島県M様

双眼装置が到着してやっと晴れましたので使用してみて感じた事をお知らせします.
使用望遠鏡はNinja320で、現在これしか所有していません.
12~3年前までは 写真ばかり撮っていましたが、8年前にNinjaを購入して観望の楽しさに目覚め? 撮影機材をすべて手放してしまいました.

*単眼と双眼の違い
1、恒星を見ると0.5等位明るく感じ、はくちょう座β、いるか座γ、ヘルクレス
座α等メジャーな重星の色が単眼より良く判り大変綺麗に見える.

2、月を見ると(ファーストライトが中秋の名月とは)単眼より海の中の明るさの
違 いが良くわかり、アリスタルコス~シュレーター谷周辺の微妙な色の違いが素晴
らし い.欠け際の複雑な地形が単眼の場
合平面的にしか見えないが、双眼にな
る とわずかに立体的な感じで見える.    
付属のアイピースとバローを使って116倍ですが、もっと倍率を上げれば本当にアポロ軌道船から見た情景が見えそうです.
この月面の見え方には本当に驚きました. 
シンチレーションも良 く なかったですが、余り影響を感じず微妙な濃淡が実に良く見えます.

3.、付属のWA20㎜はNinjaにそのまま付けると、視野の6割から外側は急速
に 像が崩れますが、双眼装置に付けると9割以上良像になり、バローとの相性が良い
アイピースだと思いました.    

この性能でバローと2本アイピースが付属して3万円を切る価格は大変お買い得だ
と思 います.
視野の抜けやコントラストは大変良く、これで惑星や球状星団がどの様に見える
か楽 しみです.
10月になりましたらまた空の暗いところへ遠征して、同行者に色々見てもらいそ
の感想をまたお知らせ致します.

追伸(天王星の衛星と海王星の衛星)

こんばんは、10月5日と6日に星見に行ってきました.   
6日はミード25cmシュミカセとオメガ45cmドブが集まり3台でミニオフ会といった雰囲気でした.    
45cmで見せてもらった中でM22は中に赤い星が複数見えて、集光力の凄さを実感しました.

本題ですが、5日Ninja320に双眼装置を付けて色々見ましたが、M!13,、M92、M22等メジャーな球状星団は単眼では決して感じない中心部が浮き上がった様に見えます.    
散開星団もM11のように比較的密集している対象は暗い部分が奥にあるように感じます.
天王星(タイタニア)、海王星(トリトン)の衛星も見えました.    
2倍バローを付けた方が僅かに見易いですが、1.6倍バローのままの方がシーイングの影響が少ない様です.    
直視すると判りにくいと思いますのでそらし目で見るのがコツでしょうか.

6日は天王星の衛星(ウンブリエル)を単眼ではありますが初めて確認できました.   
14.5等の明るさしかないこの衛星が見えたのは驚きでした.    
明るい本体から6~7倍位離れて最大離隔だった為見えたのでしょうが、この事から考えNinja320は条件次第で15等くらいの星まで見えるんじゃないでしょうか.  




双眼装置とninja(ニンジャ)
ニンジャ+双眼装置

2007・9・11 横浜市K様

本当にSCスパービノビュアーとニンジャ320の相性は最高ですね。

その後のSCスパービノビュアーを使ってのレポートをさせていただきます。
まず合焦の件ですが、ロープロフィール31.7mm変換アダプター(アメリカンサイズ
の アイピースだと光路消費0、双眼装置では鍔との干渉のため光路消費約3mm)を使う と パワーメイトで合焦しました。
変換アダプタの鍔を削りとって消費光路長を0にした物を使うとセットに添付の
x2バローでも合焦しました。
2インチ接眼部で双眼装置を使っていろいろ試しているとあと僅かで合焦する場合
が 結構あり消費光路長が少ないアダプタの必要性が感ぜられます。

球状星団の観望については20mm以下のアイピース使用(ニンジャ320+2倍バローで150
倍 以上)の使用では星像が少し甘くなるのが感じられ荒いザラつき感はあるのですが
細かいザラつき感はどうしても単眼での観望に負けてしまいます。
実体顕微鏡のx10のアイピース(25mm相当)を使うと星像の肥大がそれほど気になら
なく なり単眼時とそれほど変わらなくなった様な気がしましたので倍率を抑えれば単
眼と そう変わらない観望が楽しめそうです。
今後天体用の25mm以上のアイピースを入手してさらに検証するつもりです。
先日の改造バローは3倍近くの倍率が出ていたようで球状星団観望には過剰倍率の
ため のっぺりした星像になってしまった様です。

惑星の観望についても星像は単眼の方が良いのですが模様が見え出すまでの眼の
慣れや 観望の疲れについては双眼が有利でした。
単眼では明るさに目が慣れて模様が見え出すまで少し時間が掛かりますが双眼だ
と すぐに見え出します。
また単眼だと1~2分で疲れて眼を離すのですが双眼では長時間の観望が可能でつ
いつい 時間を忘れて見入ってしまいます。
模様についても単眼より濃く見え、大赤斑の視認性も良かったです。
双眼装置使用による若干の星像の劣化より双眼視のメリットの方がはるかに大き
く思えました。
第1次入荷分が早々に完売との事で製品発売直後に入手できた幸運を喜んでおります。

2007・9・4 東京都M様

LX90-20に双眼装置は、感動ものでした。
20mmで木星を見ましたが、視野一杯に4大衛星と木星が見えました。
風が強かったので、ユラユラしていましたが、 これまで見にくかった木星の中央部も それなりのコントラストで見えたような気がします。
その後、SE120L、SE102でも見てみましたが、 やはり光量の差なのでしょうか?
LX90-20ほどの感動はありませんでした。
正直、もっと早く購入していればと思っています。
また、アイピースも大変気に入っています。
ほかの焦点距離のもの欲しくなりました。

商品、無事に当方へ届いております。
色々と便宜を図って頂きありがとうございました。
商品が届いた日の夕方30分位観測できるチャンスがあり
早速金星を観望しました。
双眼装置は動きが滑らかで、高級感があります。
バローレンズを1個、2個連結して倍率を高くしてみましたが
像の劣化も感じられなかったので驚いています。
とてもコストパフォーマンスが高い商品ですね。
今後WILLIAM OPTICS社の他の製品も使ってみたいです。
また機会がありましたらアドバイスをお願いします。
(富山県 Tさん)

こんにちは。
先日購入しました双眼装置を使ってみた感想をお話します。

(1)視野が大きく迫力満点
   ・付属のアイピース(WA20mm)にて、双眼装置ありと
    なしを比べてみましたが、双眼装置を通した場合、
    視野が大きく(?)なります。
    MC127の場合、付属のアイピースでは75×になりますので、
    月を見た場合は視野いっぱいに広がりますが、双眼装置を
    通した時は、視野が大きくなるので迫力満点です(^_^)v
    なぜ、視野が大きくなるのかは分かりませんが...

(2)長時間観望が楽
   ・今までは、左目を閉じて右目だけでアイピースを
    覗いていましたので、長時間観望をしていると
    目が疲れましたが、双眼装置を付けると非常に楽です。
    
店長さんが言った通り、私のMC127ではバロー有りでも無しでも
ピントが合いました。
今後、シーイングの良いときに木星なども見てみたいと思います。
とにかく迫力があるのに驚きました。
(栃木県 Aさん)

200倍で見た月はまるで宇宙船ブリッジから見下ろしたような感じでした。
また、M42は本当に雲のように見えました。
店長さんありがとうございました。
(東京都 Oさん)

天体観測会で子供に見せたら大喜びでした!
(千葉県 Mさん)

近くにマンションが多く空が明るいですが、時々双眼装置で月や惑星を見てリフレッシュしています。

(神奈川県 Sさん)

 

谷光学アイピース感想

愛知県 E様

谷オルソ6mm
をブログで紹介して頂きました。

TV-102 アイピース(6)- 谷オルソ 6ミリ


ブログ名:僕のモノクローム



茨城県 K様

スタークラウド 宮野様

お世話になります。

先般購入しました谷オルソと双眼装置用1.6倍バローの感想をお送りいたします!


今日はFC-76単眼視で月と木星を見ました。

雲が流れている状態ではありましたが、雲間から見る月は欠け際の微妙な明暗を見せてくれました。
谷オルソ12.5mmと7mmでは、他社のアイピース(プローセル15mm、プローセル9.7mm、スマイスレンズ入り9mm)よりも明らかにシャープに見えました。
エッジが立った鋭い像を見せてくれて、そのためピントの山もつかみやすかったです。
色彩もクリアで、とてもすっきりとした像を見せてくれました。
単眼視ではありましたが、見ていてとても楽しく、時間が過ぎるのも忘れて長い時間観望しておりました。

木星はさらに雲の流れがめまぐるしく、じっくりと見ることができませんでした。

しかし、雲がどいてシーイングが落ち着く瞬間には、くっきりとした濃い縞模様を見ることができました。

また、今回は○社の2倍バローレが借用できたので、双眼装置付属の1.6
倍バローと比較することができました。
○社のバローもよくは見えますが、やはり1.6倍バローには及びませんでした。コントラスト、解像度とも1.6倍バローの方がよく見えます。

○社のPL10mmも一緒にあったので見てみました。

まずはその作りの雑な感じに違和感をおぼえました。やはり値段相応ということでしょうか。
見え味については、あまり期待していなかったのですが、意外によく見え健闘しました。
自然な見え方で好感が持てましたが、やはり谷オルソと比較するとその差は明らかで、谷オルソの方がシャープです。
月面観望に谷オルソはピッタリだとあらためて感じました。

またいろいろと見比べてみたいと思います!


K 様

ご感想ありがとうございました。
また何か発見がありましたらご連絡下さい。

Zenithstar66SD天体望遠鏡

【茨城県S様】

本日、商品を受け取りました。
ジェニスター66SD 大満足です。
きちんと調整のうえ出荷しているとのことですが、完璧です。
ラジアン3mmで見た、土星も予想以上の切れの良さでした。
バックフォーカスが十分にあり、ペンタプリズムが使えたのもうれしかったです。
これは、かなり稼働率が高い機材になりそうです。

【宮崎県K様】

こんにちは、Kです。
昨日、66SDが届きました。

普段、鏡筒など買っても(不良品とか使い方がわからない部分があるとか以外)
ショップに報告を入れる事はあまり無いのですが、この66SDはちょっと感激しました。

昨日は小学校の星見依頼に出ていたので66SDのファーストライトはまだできて
いないんですが、開梱してまず光軸チェックをした時の、あまりの完璧さに
「うおっ!?」と声が出てしまいました。この短焦点でこの軸の出方はちょっと
凄いと思います。
もちろん、例によって塗装やボディの質も高くて、所有している事が嬉しくなる
鏡筒ですね。パール塗装の白鏡筒というのも普通は見ない、バイクのボディみたいな
光り方をするので、思わず磨きながらニヤニヤしてしまいます。

天気が崩れてしまったのでファーストライトはちょっと先延ばしになりますが、
きっとキレのある像が見える筈だと確信しています。
あわよくば来年の皆既日食ツアーに持っていけるコンパクトでよく見える鏡筒を
という事で探した上での購入でしたが、とてもいい買い物をしたという感じです、
ありがとうございました。


こんにちは、Kです。

66SDですが、夕方の木星と金星でファーストライトはできました。

一応、バッグの中に常に入れておこうと20mmアイピースから用意してたんですが、
20mmはさすがに倍率が低すぎでした(笑)。星雲星団の流し見にはよさそうですが
このあたりは後日、山の中に遠征した時、ですね。

4mmアイピース(97倍)でも十分に明るく、そのまま2.5mm(155倍)まで試してみましたが、まだ像が
破綻するような気配がありません。
届いた初日に確認した軸の状態から、ある程度までは予想してましたが、その予想の
まだ上を行く像の良さです。金星も無理なく半月状に見えますし、木星も8cm級の
鏡筒に全然負けている感じがしません。

またおそらく66mmという小口径の強みだと思いますが、10cm級鏡筒だときっと全体が
ブヨブヨと踊る様な、気流の乱れが酷くなって揺れる木星像が、模様はほぼそのままに
木星像の表面を気流が動いている様子がハッキリと見えます。
5cmほどの深さの水の中に木星の写真を沈めて、その水を掛け流してる感じですね。

66mmに2.5mmのアイピースだとさすがに像が暗くなるかな、と思ってたんですが、
惑星相手と考えると全然問題無いです。まだ薄明るい中、ガリレオ衛星もしっかり
4個見えてましたから、周囲がきちんと暗くなれば、まだ明るく感じる筈です。
もうちょっといいアイピースを用意したくなって、少し悩み中です。

鏡筒がかなりコンパクトなので地上用にも使えるかな、と思いましたが、像の鋭さが
逆に災いして、今まで使ってた45度正立プリズムだと明らかに像が悪く
なるのが見て分かるんで、これもまた「どうしようかなぁ」という所です。

まだ少ししか覗いていませんが、ひとまず、こんな感じです。
土星が見える時間まで起きていた時には、こちらも試してみたいですね。

Zenithstar(ゼニススター)80EDⅡ天体望遠鏡(ZenithStar 80 DDG APO)

■3月下旬に,ZenithStar 80 DDG APOを購入しました。
いつも素早い対応と丁寧な梱包に感謝しています。
このような丁寧でしっかりした梱包ですと、配送業者も慎重に扱ってくれるものと思います。
昨年持ち運びに手軽と思い日の出 66EDCFを購入し、天体のお気軽眼視や正立プリズム(31.7mmサイズ45°正立プリズム)を使っての野鳥観察,撮影に使用していましたが、ちょっと物足りなさもあり性能や軽量さも考慮してZenithStar 80 DDG APOを購入することにしました。
現在66EDCFの方は野鳥観察と太陽黒点観測専用になり、フードを改造して,NDフィルターの取付ができるようにしました。

購入後10日なので感想や評価をするには短期間すぎるのですが、現在の感想をお伝えします。
今は土星が見頃ですのでファーストフライトとして自宅の窓(ベランダに出なくても北東から南南西まで室内から観測できますので、かなりの都市光害は我慢しても、寒い思いをしなくて冬空の観望ができます。)から接眼レンズを色々と取り替えながらながめています。
谷エルフレ16mmでも十分に土星本体と輪のすき間まで見えます。
像は小さいですが、セレストロンC6より鮮明に見えますし、谷オルソの12.5mmや6mmに双眼装置に付属の1.6倍バローやビクセンの2倍バローを併用すると、多少甘い像にはなりますが(最近の強風によるシーイングの悪化や都市光害の影響もあると思いますが。)輪の色違いも見え十分に満足を与えてくれています。
また80 DDG APO はC6用にスタークラウドから購入していた2インチのアダプター類(直焦点撮影アダプター、天頂プリズム、接眼レンズなど)が有効に使えますので80 DDG APOとアダプター類のいずれについても,良い買い物をしたと思います。
土星の写真撮影も見るに堪えるものになってきました。
ここ数年周囲に20階建て以上の高層マンションが乱立して次第に天空が狭くなっていますが、80 DDG APOは思ったより軽量なので66EDCF同様、軽量三脚と最近入手したSkyWatcherのマルチファンクションGOTOマウントを持ち出して星空探しに出かけようと思っています。
今後も,良い製品の提供を心待ちにしています。

神奈川県横浜市 K様 (2012年4月)

■宮野様
お世話になります
Zenithstar80ⅡEDについてのレポート送付いたします。

5月中旬に購入以来、主に野鳥の撮影に使わせていただいてます。
自分の場合、正直な所Zenithstar80ⅡEDと比較対照できる機材はありません。
ちなみに・・・
望遠鏡は Meed LX-200 25 F6.3
望遠レンズは PENTAX DA55-300mmF4-5.8ED
比べるまでもなくZenithstar80ⅡEDの方が上です・・・

以前も書きましたが、屈折望遠鏡の直焦撮影のシャープさは経験則で分かっていましたが、最初の印象で、ここまでクリアに撮れるのかと感心しました。

カメラはPENTAX K20Dを使ってますが、拡大アイカップとフォーカスエイドとでマニュアルフォーカスでも不便は感じていません(対象物にもよるとは思いますが)
ピントノブをはじめ、作りもシッカリとしていますし、スタイルもイイですね。
フォーカシングもスムースで、且つ頑丈なので安心できます。
ただし少々重いです(カメラとで約3.5キロ)、手持ちもチャレンジしましたがキツイですね。

雲台はベルボンのFHD-71Qを使っています。
ロングタイプのクイックシューでバランスもOK、動きも非常に滑らかで気に入っています。

三脚は当初25年位前のビデオ用三脚を使っていました。
強度的には不足なかったのですが、やはり重かったですね。
望遠鏡本体と雲台・三脚を合わせて7.6キロほどになりますから、移動はなかなか大変でした。
そこで最近ベルボンのEl Carmagne 645を購入しました。
全体で600グラムほど軽くなっただけですが、その差は数値以上のものがありました。

Zenithstar80ⅡEDと同時に購入したレッド・ドット・ファインダーは軽量で良かったのですが、ドットの輝度が足らないのか、バックが明るい空などの場合に使えませんでした。
それは、そのままLX-200に使用する事にして、新たにトイガン用のドットパターンの変えれる物に交換しました。

対象物は殆どが止まり物なので、今の機材でも十分対応できますが、飛び物に関しては高速で移動するものには雲台の仕様から辛いものがあります。
これはZenithstar80ⅡEDの評価にはならないので問題ないですね。

もう少し軽ければ申し分ないのですが、性能的にも満足していますし、何よりも持つ喜びを与えてくれる望遠鏡だと思います。
最近のスタークラウドさんのHPのトップページの写真でも分かる通り、インテリアとしてもイイですね!

そして何よりも大事な事は、望遠鏡は全てスタークラウドさんの所で1台1台テストされ、合格したもののみを販売されている事ですね。
大変な事だとは思いますが、特に輸入商品の場合には購入する側としては安心感が格段に違いますから、ありがたいです。
これからも国内外を問わず良い物を紹介いただいて、提供し続けていただきたいと願っております。




兵庫県 U さま

■Zenithstar80ED Ⅱ使用レポート

自宅のベランダから月、惑星、二重星を観望対象としたお気楽望遠鏡が欲しくて
、Zenithstar80EDⅡとタカハシTG-S経緯台をを購入しました。

まず、ZS80IIはその軽さにびっくりしました。TG-S経緯台共々は片手で楽々運搬
できます。お気軽にはピッタリです。温度順応の時間が短くて済むのも◎です。

外観は、塗装に少しむらがあります。せっかくここまで作りこんであるのに少し
残念です。
可動部分は引っかかりや、トルクの変動もなく上質な仕上がりです。

次に見え味ですが、月を約110X(Nagler_5mm)で確認してみました。
厳しく見るとエッジにごく薄い菫を感じますが、エッジ内にとどまっているので
印象は悪くありません。

解像度は木星でC8と比較しました。さすがに口径差がありC8のほうが細かい模様
の検出が出来ますが、ZS80IIのほうが本体の縞模様は濃く見やすく、沢山見えて
いる気に錯覚させてくれて楽しいです。

高倍率の耐性は木星で183倍(NaglerZoom3-6mm)まで確認しました。
92倍時は木星も十分明るく模様も濃いので、まだまだ倍率があげられそうな感触
を得ました。
183倍では輝度は許容できる限界まで落ちますが、情報を失うことなく画像が拡大
できているようで、口径mmの2倍程度までは耐性のある良好な対物レンズだと思い
ます。

まとめになりますが、ベランダ観望に限って言えばではZS80II+微動経緯台(TG経
緯台、ポルタII経緯台)は最強のコンビだと思います。また遠征も容易なので機会
を見つけて暗い空のもとへ連れ出してあげたいと思っています。
 
愛知県 A さま

Megrez90SD天体望遠鏡

スタークラウド 宮野店長様

乙女高原観望会ではお世話になりました。たいへん楽しかったです。
ありがとうございました。

今回は、先月購入したメグレス90SDのファーストライトでした。
せっかくなので、印象などを報告します。

まず、夕方日没直後の条件下で、昼間のような明るいバックグラウンドの中に、こと
座のε星(ダブルダブル)がクッキリと分離して見えたのには驚きました。
スタークラウドさんでは、ウィリアムオプティクスの鏡筒を、一台一台宮野さんがみ
ずからコリメーターテストしているということです。人工星で回折像と焦点内外像を
チェックしているということなので、レンズの圧迫やズレ等がなく、光軸が合ってい
ることはもちろん、球面収差の補正状況などもチェックできるでしょう。外国製品な
ので、設計上の能力がキチンと発揮できていることが重要ですから、安心して購入で
きました。

また、ガラス材も通常のEDに使われるFPL51ではなく、フローライトにも準ず
る性能のFPL53を使用していることも、購入に踏み切った理由です。
実際、星雲星団や二重星、土星、昼間の風景を見ても、色収差は判りませんでした。

星像は国産競合機種を上回るという話も聞いていましたが、F6.9なので、設計上
のバランスがいいのだろうと思います。ネットで見ると海外では写真鏡としても良い
ようですが、専用の0.8×レデューサー(フラットナー)があるようなので、ぜひ
ラインナップに入れていただきたいです。

さて、以前から持っている20センチシュミカセと見比べてみた印象ですが、夜半に
かけてシンチレーションが悪くなったことも影響しているのか、200倍かけてトラ
ペジウムを見る限り、9cmしかないメグレスの方が星像がずっと小さく鋭く見えま
した。20センチくらいから気流の影響を受けやすいということもあるのでしょう
ね。
架台はポルタと組み合わせましたが、操作感は軽快で、振動も少なく快適です。

乙女高原の空がいいこともあり、とくにオリオン大星雲のような明るい星雲では、口
径差はあまり感じられず、屈折特有のヌケと切れ味の良さから、むしろメグレス90
の方がいい印象でした。シャープなレンズというのは気持ちのいいものです。いつで
も低倍率から高倍率までキッチリ使えるのも魅力ですね。
これからは、20cmシュミカセは、系外星雲やO-Ⅲフィルタ等を付けての惑星状
星雲、散光星雲など、主に低倍率で暗い天体用にといった使い分けになりそうです。

機械の工作精度も精密な印象です。特に1:10のマイクロフォーカッサーが快適で
した。ピントをていねいに追い込めるのはもちろん、指先で軽く回せるので、高倍率
でもピント合わせの震動が少ないのは大きなメリットです。

接眼部は3点支持のクレイフォード機構ですが、ドロチューブにメタルのコロ受けプ
レートが貼り付けてあるようなので、経年変化も少ないでしょう。レボルビング機構
まで付いており、塗装も良く、国産とは違ったつくりがいいです。

なお、スムーズなかわりに、重い機材を付けるとドロチューブが伸びてしまうので、
接眼部の裏側の六角ナットを締めれば固くできるのですが、クレイフォードの設計
上、あまり強く締め過ぎるのも良くないでしょうね。
また、ドロチューブストッパーはネジで押すだけの単純な仕組みなので、フォーカッ
サーを動かすときはメタルプレートに傷が付かないよう完全にゆるめておいた方がい
いのでしょう。
せっかくの精密さを永く維持するため、こういったことは解説ペーパーにして、製品
の梱包に入れて欲しいと思います。

取り扱いの楽なコンパクトな鏡筒ですから、東京の自宅で、気軽に月、惑星、二重星
を見ようと思っていましたが、これだけ見えるのなら、いずれ、最高の空を求めて登
山に持っていくことも考えたいと思います。鏡筒は3.2kgしかなく、登山にはより
軽い架台を考えなければいけませんね。

いいことばかり書いてしまいましたが、実際のところ特に不満はなく、高級感があ
り、買って良かったと思います。アルミケースまで付いており、2台限定15%オフ
の特価品を購入したこともあり、たいへんおトクでした!!

しっかりと品質管理を行っているスタークラウドさんの姿勢は、消費者である天文
ファンに大きなメリットだと思い、感じたことを書きました。
今後のご発展を祈念いたします。
(東京都、N様)

Megrez90SD 2008年モデル

FLT 110 Triplet APO Light天体望遠鏡

今回、自己所有のタカハシTSA102(以下TSA)と友人所有の  FLT 110Triplet APO Light(以下FLT)とを二本並べて三夜に渡り比較観望する機会がありました。
この二本の違いは結構皆さん気になるところかもしれませんので、
見え方ではなく、あえて二本の違いについて報告させて頂きます。

TSAはご存じのように非常に優秀な光学系で定評がある鏡筒で、一方FLTはTSAよりも口径が8㎜大きな台湾製のビジュアル系?鏡筒、その二本が並んでいます。
では、一体どちらがよく見えるのだろう?ということになり今回の比較となりました。
国産10センチ最新鋭アポの力で口径差を跳ね返すのか? お互い興味津々です。

光軸はどちらも完璧です、FLTの所有者であるM氏によるとFLTは販売元のスタークラウドで一台ごとに星像検査した後で出荷されているらしいですね、これは海外製品を買うときには非常に安心でき有り難いことです、さすがは正規代理店です。

色補正に関しましては意外と言えば失礼なのですが眼視では全くの互角です。どちらも焦点内外像に色の差が殆ど無く、どの天体対象や地上物を見ても非常に高レベルの補正が施されています。 
中国製アポはもちろん、国産の2枚玉EDやフローライトよりも明らかに優れた色補正だと思います。

内外像とベガで見たロンキー像から判断できる範囲の球面収差ですが、TSAは僅かに負修正、
一方FLTはTSAよりもな大きく負修正寄りとなっていました。 
「高倍率では差が出ちゃうかな?」と言いつつも雲が出てきたので続きは翌日に。
翌日、土星から見始めました。 (アイピースは同じ物をそれぞれ二本用意して直視で比較) 
250倍まではどちらも破綻する様子が無く輪郭まで締まった像で本体模様まで同じような見え方ですが、250倍になりますと口径差によってFLTの方が少し明るく見えます。 
FLTは球面収差の影響さほど感じられず、惑星だけでなく恒星像もそれなりにシャープに見えます。
これ以上の倍率での土星はシンチレーションが悪く、比較が困難で断念。

明け方、気流も落ち着き出した頃の木星を見ました。
250倍まではやはり2本同じ傾向です。しかし300倍ともなりますと少し差が出てきたように見えます。
TSAは250倍を暗くしただけのキレのある像に対してFLTは少し輪郭が甘い印象なのですが、
もしかしたらFLTの像が明るい分だけ粗が見え安いのかもしれない、その程度の差です。
元々8㎜の口径差があるのでFLTが有利(シンチレーションに関しては僅かに不利)なのですが、
FLTの対物レンズはF値が8のTSAよりも小さい7なので、その分はある程度相殺されているかなと思います。
結果として差があるとしても、「二本並べてかろうじて分かる程度の差」だということで意見がまとまりました。
ロンキー等の結果が全てではないとよく耳にしますがその典型なのでしょうか。

余談になりますが、外観に関しましてはFLTの圧勝、まぁ見た目では両極に位置すると思われる二本なので仕方ないのですが、
FLTの仕上げの美しさはネットのカタログ写真では伝わない重厚なもので、これには正直驚きました、部屋に飾れる望遠鏡です。 
ファインダーは別売だったらしいのですが、マイクロフォーカスや接眼部の回転装置もついており
なんと言っても特筆すべきはケースの立派なこと! よくある中国製に付いてくるアルミケースとは
雲泥の差で、工夫されたロック機構、堅牢な作りで私はこのケースになら3万円は出します。
TSAには鏡筒バンドも付いていないこともあり、同じ価格帯とはいえFLTのお買い得感は非常に高いですね。

FLT98天体望遠鏡

遅ればせながら、あけましておめでとうございます。

昨年は、息子の誕生プレゼントからスターライト・コーポレーションのラプトル50を購入して、そのご縁からヒノデの双眼鏡を知りました。

 息子の指導のためと再開した星観から、かつての天文熱が再燃して、一家の家宝にと、FLT98の購入にまで至るなど、これだけでも想定を超えた冒険でありましたが、今や、昼と、夜と、一日が二倍も楽しめる日々を送っております(寝不足気味ですが。。。笑)。
そう、FLT98とethos13mmは本当に相性良しなんです!
小さな星の姿も綺麗に描いてくれて、今時だと、オリオン座界隈を流せば、M42とトラペジウムはもちろん、周囲に点在する、重星を一網打尽にしてしまいます。
それと、ヒノデA1は本来の星座観望のみならず、レッドドットファインダーとも相性良しで、A1を通してファインダー視野を重ねれば、肉眼で見えない星を望遠鏡へ導入する際の強力なツールになることに気づき、様々な天体や、流していて目に付いた重星の位置得定など、全てが連動して大活躍しております。
のみならず、星観つながりのご縁がどんどん広がって、たくさんの友達も増えて。。。望遠鏡の存在そのものが、想像を超えた、大きな宝物となりました。

改めて、購入に当たっては、宮野さん、副店長さんには丁寧な解説と、対応を頂き、心より感謝いたします。

今年は、スターライト・コーポレーションさんのラプトル50を、UWANなど、広視野のアイピースを使えるように改造し行FLT98と並んで、息子と同時に、重星ハンティングを楽しんだり、FLTによる撮影が出来たら。。。と目論んでおります。
色々とご教授お願いすることがあると思いますが、今年もよろしくお願いいたします。

追伸(2011.09.5)

当方の状況について、FLT98を宮野さんから購入して1年になりますが、この夏も沖縄・離島へ持ち込んで心底堪能して帰って参りました。
つい今し方も、台風の過ぎ去った千葉県下の空に向けて、ナグラー2.5mmで木星のディテールをしげしげと眺めてはその美しさに溜息をつき、イーソスSX3.7mmで水瓶座~魚座~鯨座の重星を矢継ぎ早に落としては満足感に浸り、仕舞いに、早くも昇ってきたプレアデスを眺めて興奮!、クールダウンを兼ねて、このmailを認めております。
FLT98は、機動力、性能、外見(笑)、全てにおいて申し分無く、本当にすばらしい鏡筒です。

千葉県 N様

Megrez90天体望遠鏡感想

Megrez90をブログで紹介して頂きました。

ウイリアム オプティックス Megrez90FD(2
ウイリアム オプティックス Megrez90FD(3)
Megrez90FD 月が黄色いんですけど
Megrez90FD 土星を撮ってみました
Megrez90FD おとめ座ポリマを見る
Megrez90FD 1ヶ月経ちました
Megrez90FD もう少し、あと少し
今晩は2重星をたくさん
Megrez90FD 今日の月(2011.6.9)
Megrez90FD アンタレスの伴星
TV-102 ファーストライト


ブログ名:僕のモノクローム

Megrez90とTV-102を比較してみた感想です。

まず、Megrez90はとてもコンパクトなため高倍率時も揺れが少なく快適に観望できます。TV-102に比べると架台、足回りにかかる負荷が格段に違います(TV-102では三脚まわりを補強してなんとか使える状態になってはいます)。
また、バッグも含めて軽量なので三脚、架台一式抱えて往復することなくマンションの階下に移動できますね。
次に光学系ではMegrez90の低倍率は星が美しいということFが小さいので中焦点の良質な広角アイピースで低倍率が得られることも一因でしょう。
逆に月、惑星、接近した2重星は口径差の影響を受けますが、月に限って言えば10センチと遜色ないほど細部が見えます(8センチクラスとはワンランク違います)。

愛知県 E様

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